木枯らしが街中を吹き抜けるよ 冷たい頬を強く押さえてみる
色付いた黄色のイチョウの葉が風の中でそっと揺れているよ
なんだか心寂しくなって あなたの言葉をなぞってみたよ
きっとこんな日でも暑がりのあなたは 平気な顔をして薄着でいるんだろう
この道を初めてあなたと歩いた時は まだ手も繋げずに
絶え間なく言葉を繋いで 笑っていたね
あなたが歩いて行く足元には いつも花が咲くように
いつまでも 枯れないように折れないように 水をあげ続けるよ
木漏れ日に包まれるような そんな場所であなたと二人でいたい
寝転がって気付くと日が暮れている そんな風に毎日過ごせたなら
無くしたくない物を探してみたら 思った程多くはないみたいだ
だからこのまま手と手を繋いで笑っていよう
あなたが歩いて行く足元には いつも花が咲くように
いつまでも 枯れないように折れないように 水をあげ続けるよ
あなたの喜びをあなたと笑いたい あなたの悲しみをあなたと泣きたい
あなたが見えなくても私が目になって あなたが歩けなくても私が足になって
二人で生きたい 二人で生きたい
あなたと歩いて行く足元には いつも花が咲くように
いつまでも 枯れないように折れないように 水をあげ続けるよ
木漏れ日に包まれるような そんな場所であなたと二人でいたい
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