奥華子 LIVE TOUR 2007 高松SPEAK LOW
(2007年11月25日)

 

11月23日に高松SPEAK LOWにて行われた
奥華子 弾き語り LIVE TOUR 2007 ~First Letter~
高松公演に行ってきました。
松戸を皮切りに始まった今回のツアーでは
大小様々なホールからライブハウスまで
色々な場所で行われ、楽しみの一つでもありますが
SPEAK LOWはライブハウスでお客さんも100名程度で
ステージと客席がとても近くて
ホールコンサートはまた別の魅力があったのではないでしょうか。
現在ツアー中で公演内容に触れますので、続きを読む方はネタバレにご注意。

 

今回のライブではステージ真ん中にグランドピアノ、
左右にキーボード2台を設置して曲によって使い分けるスタイル。
今の奥華子を知って欲しいという事で新曲中心に歌われました。
「太陽の下で」では華子さんから手拍子を求められ大盛り上がり。
息抜きと言って披露された余興コーナーでは
オリックス自動車のCM曲「いまのりくんの歌」や
華子さんによるギター弾き語りの「私を振った高松の男」など
会場全体が楽しい雰囲気に包まれました。
MCでも、うどん学校、高松の商店街での買い物の話題などで
華子さん独特のトークで笑いを誘っていました。

明るい曲から、じっくり聴かせる曲まで
新曲を多く披露する一方で、境界線、鏡、きみの空の3曲連続演奏では
これが奥華子!と言わんばかりの怒涛の演奏に感動。
新旧色々な曲が織り交ぜられ大満足なライブとなりました。
来年1月に久々のシングル曲として発売される「手紙」は
売れなくてもいいから(売れてほしいけど)今伝えたいことを歌いたいと
映画主題歌のタイアップを受けた「空に光るクローバー」を押しのけ
A面にもってくるあたり、華子さんのアーティストとしてのこだわりを感じました。
手紙を含め、これからのツアーで、どんどん歌い込まれていく新曲が
大晦日の中野サンプラザで、どんな風に成長しているか楽しみです。

今回、高松でのライブは小さなライブハウスということもあり
いつもよりも華子さんを身近に感じることが出来たライブでした。
その一方、ステージと客席に高低差がないせいで
華子さんの位置によっては、前の席の人に隠れて見えなくなってしまったり
席が狭いせいで客同士で密集しすぎてしまって、少々辛かったのも事実。
これから全席自由の会場でツアーに参加される方は
自分の位置取りにはご注意を。

セットリスト

1.小さな星 (K)
2.変わらないもの (K)
3.最終電車 (K)
4.魔法の人 (P)
5.空に光るクローバー (K)
6.DROP (P)
7.ガーネット (P)
8.太陽の下で (K)
9.いまのりくんの歌 (K)
10.ユキポンのお仕事挿入歌 (G)
11.私を振った高松の男 (G)
12.幸せの鏡 (K)
13.三度目の冬 (K)
14.境界線 (P)
15.鏡 (P)
16.きみの空 (K)
17.迷路 (K)
18.手紙 (P)
(アンコール)
19.恋 (P)
20.自由のカメ(K→P→K)


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